THE OUTLETS HIROSHIMA
いきもの図鑑

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イオンふるさとの森とは

イオンふるさとの森づくりは1991年に始まったイオンの環境活動を代表する取り組みの一つです。地域で活動させていただくことに感謝し、「お客さまとともに」こだわりを持った植樹を行ってきました。

■「イオン ふるさとの森づくり」3つのこだわり

  1. 地域の自然環境に最も適した、その土地本来の樹木の植樹を行っています。
  2. その土地本来の樹木を数十種類とりまぜて植えることで、成長を競い合わせる方法を取り入れています。
  3. それぞれの地域のお客さまが主役となり、小さな苗木を1本1本植えていただきます。

いきもの共生とは

豊かな個性をもつ様々ないきものたちが、互いに関わり合いながら調和し、共にくらしていることを指します。個体ごとの遺伝子、いきものの種類、それらが構築する生態系は多様性に富んでおり、地域や環境などによって千差万別です。

いきものと共生する社会の実現は、持続可能な未来をめざす世界的な目標の一つとなっています。イオンモールでは、地域や環境に合わせた植樹活動を継続することに+(プラス)して「まちのいきもの」を保全するアクションも推進することで、いきものと共生する社会の実現に貢献します。その一つのアクションとして、THE OUTLETS HIROSHIMAではABINC認証(いきもの共生事業所®認証)を取得しております。

※ABINC認証は、一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)が作成・登録した「いきもの共生事業所®推進ガイドライン」に基づき、生物多様性に配慮した緑地づくりなどの取り組みを「いきもの共生事業推進協議会」が第三者的に評価・認証するものです。

THE OUTLETS HIROSHIMAで見つかる生き物

野鳥

キジ(オス)

1年中

全長約80cmの大型の鳥。オスは赤い顔、光沢のある青緑色の体、長い尾羽が特徴。
現地では、オスのみ確認されている。ひっそりと林内を歩き、時折林縁や草地に出て地表の昆虫や草のタネを食べている。

キジバト

1年中

全長約33cm。全身が茶色っぽいハト。別名ヤマバトとも呼ばれ、山林から市街地の公園まで広く生息する。
現地では、1~2羽で樹木にとまって休むほか、林床を歩いて果実やタネを食べている。

コゲラ

1年中

全長約15cmの日本最小のキツツキ。両足と堅い尾羽の3点で体を支え、枯木の幹をつついて穴を空けることができる。 現地では、落葉樹の幹や枝をせわしなく移動しながら、木の皮に潜む昆虫を探している。

ハシボソガラス

1年中

全長約50cm。全身真っ黒で、くちばしはやや細く、おでこは出っ張らない。鳴声は「ガァガァ♪」と濁る。
現地では、数羽で林縁や草地を歩き回り、餌となる地表の昆虫や果実などを探している。

ハシブトガラス

1年中

全長約57cm。ハシボソガラスに似る。くちばしは太く、おでこが出っ張る。鳴声は「カァカァ♪」と濁らない。
現地では、高木や近くの建物、電柱などにとまり餌となる昆虫や果実などを探している。

シジュウカラ

1年中

全長約15cm。白黒のシックな色合いの小鳥。「ツツピー♪」とさえずる。
現地では、1~数羽で樹上に飛来し、昆虫や木の実を食べている。森には本種が繁殖しやすいように専用の巣箱を設置している。

ヒヨドリ

1年中

全長約28cm。山林から市街地の公園まで広く生息する。大きな声で「ヒーヨヒーヨ♪」とよく鳴くので見つけやすい。木の実が大好き。
現地では、樹木の枝にとまって昆虫や木の実を食べている。

メジロ

1年中

全長約12cmの小鳥。鮮やかな黄緑色の体に、目の周りの白色がよく目立つ。「チュリチュリチュルリ♪」と鳴きながら枝先を動き回る。
現地では、樹上に小群で飛来し、小さな昆虫や木の実を食べている。

イソヒヨドリ(オス)

1年中

全長約23cm。ヒヨドリではなくヒタキの仲間。オスの体は鮮やかな青と橙色で、複雑で美しい声でさえずる。
現地では、草地に降りて地上にいる昆虫や土壌動物を食べている。

イソヒヨドリ(メス)

1年中

全長約23cm。メスは茶褐色で鱗模様があり、オスと見た目が大きく異なる。本来は海岸に生息するが、近年市街地にも分布を広げている。
現地では、草地で餌を探し、付近の建物にとまって休息している。

スズメ

1年中

全長約14cmの小鳥。人家の近くに住み、屋根の隙間などに営巣する。
現地では、林縁や草地など日当たりのよい場所に小群で飛来し、昆虫や草のタネなどを食べている。

ハクセキレイ

1年中

全長約21m。長い尾羽を上下に振りながら地面を歩く。飛びながら「チュチュン♪」と鳴く。
イオンふるさとの森の樹木にはあまりとまらず、周りの草地や道路など開けた場所で、昆虫を探して歩きまわっている。

セグロセキレイ

1年中

全長約21cm。ハクセキレイによく似るが、顔の白い部分が狭く、鳴声は「ジュジュッ♪」と濁ることが識別点。
水辺を好み、イオンふるさとの森の近くの水路や草地、道路で昆虫を探している。

カワラヒワ

1年中

全長約16cm。翼の黄色い模様と太いくちばしを持つ。飛びながら「コロロロ♪」「ジューン♪」と鳴く。
現地では、樹木のタネを食べるほか、地上に降りて草のタネを食べている。

ホオジロ

1年中

全長約17cm。体は茶色で、頬は白色。丈の高い草地に居て見つけにくいが、「チチチッ♪」と鳴く声で気づくことが多い。
現地では、林縁やススキ草地で小さな昆虫や草のタネを食べている。

コシアカツバメ

4月~9月

全長19cm。ツバメよりもやや大きく、腰のあたりは橙色。春、子育てのために南方から渡ってきて、秋に帰っていく渡り鳥。
現地では、春から夏の間に森の上空を飛び回って昆虫を食べている。

ノビタキ

10月~11月

全長13cmの小鳥。茶褐色であまり目立たない。春や秋の渡りの時期にのみ通過する渡り鳥。
現地では、秋に低木エリアや草地で枝先や草の茎にとまり、餌となる昆虫を探している。

ハイタカ

11月~3月

全長30~40cm。ハトと同じかやや大きいタカの仲間。鋭い爪とくちばしを持ち、主に小鳥を捕食する。
現地では、渡りの季節や越冬期の餌場として、森を利用していると思われる。

ジョウビタキ(オス)

11月~3月

全長約14cm。黒と橙色のコントラストが美しい。冬の間も縄張りをはり、群れずに1羽で居る。秋から冬にのみ飛来する渡り鳥。
現地では、下層の枝先やフェンスなどにとまって昆虫や果実を探している。

ジョウビタキ(メス)

11月~3月

全長約14cm。茶褐色で尾羽のみ橙色。クリッとした目は愛嬌たっぷり。メスも冬の間は1羽ですごす。
現地では、樹木の下枝や地面に降りて昆虫や果実を探している。草地や道路に出てくることも多い。

モンシロチョウ

3月~10月

畑や住宅地でも見られる身近な白いチョウ。幼虫はキャベツなどのアブラナ科の植物の葉を食べる。
現地では、周辺の草地で見られ、ヒメジョオンなどの草本の花の蜜を吸っている。

ウラギンシジミ

4月~10月

はねの裏が銀色に輝く白いチョウ。郊外の住宅地や雑木林周辺に生息し、幼虫はクズやフジの葉を食べる。成虫は柿などの果実の汁や樹液を吸う。
現地では、林縁で日光浴している姿が見られる。

コミスジ

4月~10月

はねを広げると白いスジが3本見えることから名前の由来。丘陵地の林の周辺に生息しており、幼虫はクズやフジなどのマメ科の植物の葉を食べる。
現地では、日当たりのよい林縁で見かけることが多い。

アゲハ(ナミアゲハ)

4月~10月

住宅地周辺の草地や畑に生息する比較的大きなチョウ。日本では古くから親しまれ、家紋にもなっている。幼虫はミカンやサンショウの葉を食べる。
現地では、花を探して樹林の林冠付近を飛翔している。

ヤマトシジミ(本土亜種)

4月~11月

体長1~1.5cmの小さなチョウ。人家の庭や公園などに生息し、最も普通に見られる。幼虫の食草はカタバミ、成虫は草本の花の蜜を吸う。
現地では、駐車場横の林縁の足元で小さな花の蜜を吸う姿を見かける。

ウスバキトンボ

5月~9月

全世界の熱帯から温帯に広く生息し、渡りをするトンボ。日本には春に熱帯から飛来する。
現地では、林縁の枝先にとまっていることが多いが、お盆の時期には駐車場や建物付近でも群翔することがある。

ハグロトンボ

6月~9月

体長約6cm。黒いはねと緑色の体が特徴的。幼虫は流れが緩やかな河川に生息し、若い成虫は河川から離れた林などで過ごす。
現地では、やや暗い林床で見られ、暑い夏を日陰で過ごしているようである。

ツノトンボ

5月~9月

体長約5cm。トンボではなくアミメカゲロウの仲間。長い触角をもつことがトンボとの違い。自然度の高い草地に生息するが、近年は数が減少してる。
現地では、草地が近くにある林縁で発見された。

カナブン

6月~9月

コガネムシの仲間。成虫の体色は多様で赤茶色、緑色、青色などが見られる。幼虫はクズの落葉などを食べるとされているがよくわかっていない。
現地では、夏にアラカシなどの樹液に集まる。

ヨツスジトラカミキリ

7月~9月

体長1.5~2cmのカミキリムシ。黒い体に黄色の毛が生えており、ハチに擬態していると言われている。
現地では、樹木の花に集まって花粉や蜜を食べ、他の花へと花粉を運び植物の受粉を助けている。

植物

アラカシ

開花:4~5月、結実:10~11月

ブナ科の常緑高木。春に新葉の展開と同時に花を咲かせる。秋には長さ1.5~2cm程のドングリを実らせる。葉には鋸歯があり先は尖る。
現地では、多数植栽されておりたくさんのドングリが実っている。

ガマズミ

開花:5~6月、結実:9~11月

ガマズミ科の落葉低木。雌雄異株。春には白色の花をたくさん咲かせ、秋には橙色~赤色に紅葉するとともに赤色の果実をたわわに実らせる。
現地では、林縁に咲いたガマズミの白い花が春の森を彩る。

クロガネモチ

開花:5~6月、結実:11~2月

モチノキ科の常緑中高木。雌雄異株。春~初夏に白色の花を咲かせ、秋~冬にはよく目立つ赤色の小さな果実を実らせる。
現地では、冬に果実を目当てにヒヨドリやメジロが飛来していることが多い。

ネズミモチ

開花:5~6月、結実:11~2月

モクセイ科の常緑中高木。春に白色の小さな花をたくさん咲かせる。秋~冬に楕円形で灰色~黒紫色の果実を多数実らせる。
現地では、冬になるとヒヨドリの小群が飛来して果実が食べられる。

ツルウメモドキ

開花:5~6月、結実:10~1月

ニシキギ科の落葉ツル植物。雌雄異株。秋に黄色い果実を実らせ、熟すと3つに割れて橙赤色の皮に包まれたタネが見える。
現地では、どこかから鳥が運んできたタネが自然に発芽・定着したと思われる。

クチナシ

開花:6~7月、結実:10~11月

アカネ科の常緑低木。初夏に咲く白い花は芳香がある。秋には赤黄色の特徴的な形の果実を実らせる。
現地では、林縁に咲く花や熟した果実はよく目立ち、昆虫や鳥の餌資源になっていると思われる。

ムラサキシキブ

開花:6~7月、結実:10~12月

シソ科の落葉低木。初夏に淡紫色の小さな花を咲かせ、秋には紫色の小さな果実を多数実らせる。
現地では、低木エリアにたくさん植えられており、冬にメジロによって果実が食べられる様子が観察できる。

ホルトノキ

開花:7~8月、結実:11~2月

ホルトノキ科の常緑高木。雌雄異株。夏にクリーム色の小さな花をたくさん咲かせ、秋~冬には黒紫色の果実を実らせる。
現地では、花にチョウなどが多数訪れ、夏の昆虫たちの餌資源になっている。

ススキ

開花:8~10月、結実:10~12月

イネ科の多年生の草本。草丈は1~2m。中秋の名月ごろに穂が出て、秋が深まると綿毛のついたタネが顔を出す。
現地では、日当たりのよい法面に生育し、スズメやホオジロなどがタネを食べに飛来する。

ハマハナヤスリ

地上部生育:4~12月

ハナヤスリ科の多年生の小型シダ植物。草丈は20cm程で、日当たりのよい裸地に近い草地に生育する。広島県では絶滅危惧Ⅱ類に指定。
現地では、土が露出した丈の低い草地にスミレなどと共に生育している。

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